スポンサードリンク

 

中古コンプレッサーの購入と買取

 中古コンプレッサーの購入で便利なのはインターネット。中古コンプレッサーや中古部品の専門サイトのほか、機械全般を扱うサイト、自動車販売サイトでも、中古コンプレッサーの取り扱いがあります。中古コンプレッサーの価格は、年式・耐用年数やメーカー、機能などで異なりますが、定価の半額〜1/4が大まかな目安。まずは利用エリアのヘルツ数(50ヘルツか60ヘルツ)を確かめ、必要とする馬力や電源(単相100V、三相200Vなど)についても確認。ドライヤーの有無、年式・耐用年数、音や振動の大きさも、中古コンプレッサーを購入する際の比較ポイントになります。
 また、こうしたサイトでは、中古コンプレッサーの買取を行っていることも多いので、中古コンプレッサーを売りたい人も要チェック。中古コンプレッサーの買取に関しては、メーカーや年式、耐用年数などの条件がある場合が多いので、サイトで確認するか、メール等で問い合わせてみましょう。
■日立、アネスト岩田、東芝、コベルコ、三井精機など、主なメーカー
 コンプレッサーのメーカーには、コベルコ・コンプレッサや富士コンプレッサーなどのコンプレッサー専門メーカーをはじめ、日立、アネスト岩田、東芝、三井精機など、産業機器メーカー、工業機器メーカー、電機メーカーなどが参入しています。→●アトラスコプコ●アネスト岩田●IHI●エマソン●クノールブレムゼ●神戸製鋼所 / コベルコ・コンプレッサ●サムスン●サンデン●ダイキン工業●東芝キヤリア●ナブテスコ●日機装●日立産機システム●日立アプライアンス●日立プラントテクノロジー●北越工業●デンヨー●三國重工●三井精機工業●三洋電機●松下電器産業●三菱電機●三菱重工業●富士コンプレッサー●前川製作所など

 

コンプレッサーの種類と構造

 コンプレッサーとは、空気を圧縮して圧縮空気を作り出す「圧縮機」のこと。圧縮空気は元の体積に戻ろうとする空気圧エネルギーを蓄えているため、空気圧利用機によって、駆動エネルギ−源や弾性体、遮蔽体、空気の保存・補給など、幅広い用途に利用可。薬剤や塗料のスプレー、エアタービンやエアグライダー、計測器や制御回路、各種空気工具、削岩機、空気ハンマ、空気プレス、空気ブレ−キ、空気コンベアなどさまざまな用途に利用されています。
■コンプレッサーの種類
 コンプレッサーは、大きく分けて容積型と遠心型の2種類があります。容積型(スクリュー型)はシリンダーなどの容器に空気を入れ、その中のピストンで空気の体積を減少させ、圧縮するタイプです。一方、遠心型(ターボ型)は、羽根車の遠心力を使い、空気に圧力を加えて圧縮させるタイプです。
■コンプレッサーの構造 〜オイルフリータイプの場合〜
 コンプレッサーの構造は、吸込口セット、弁セット、ピストン、シリンダー、連接棒、クランク軸、フライホイールプーリで成り立っています。コンプレッサーの構造から生まれる働きは、まず吸込口セットからシリンダーへ空気が送り込まれ、シリンダー内のピストンが往復運動をすることで空気を圧縮。このピストンの移動によって、弁セットが開閉して圧縮空気を送り出し、ピストンの往復運動が連接棒によってクランク軸に伝えられることで、ピストンに発生する力が集約され回転運動に変えられる、というものです。フライホイールプーリは慣性力によって回転を滑らかにする働きがあります。


スポンサードリンク