紅茶の効能を茶葉の種類別にご紹介。
アッサム、キームン、ダージリン、ウバ、アールグレイ、ニルギリ、ディンブラの効果や効用を、健康・美容・リラックスに分けて案内します。
<健康>
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紅茶の効能は種類によって違うため、目的に応じて使い分けると、味や香りに癒されるだけでなく、健康や美容にも役立ちます。体調や気分に合わせて、必要とする効能をもつ紅茶の種類を選べば、ワンランクアップのティータイムが楽しめますよ。
まずは、一般的な紅茶の効能を確かめておきましょう。紅茶を飲むことによって得られる効用・効果は幅広く、主に次のような効能があります。
●紅茶ポリフェノールと紅茶フラボノイドの抗酸化作用による「美肌効果」「アンチエイジング」「インフルエンザ予防」
●紅茶ポリフェノールの脂肪吸収抑制作用による「ダイエット効果」
●紅茶フラボノイドとタンニンによる「コレステロール抑制」「血圧抑制」
●紅茶のアロマとカフェインによる「疲労回復」「ストレス解消」
●豊富に含まれたカリウムによる「脳卒中の予防」
●ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシンが「糖質と脂質の代謝促進」
<アッサム>
紅茶の種類のなかで最も味わいが濃いため、ミルクティー向きとされる紅茶です。カテキンの一種「タンニン」が豊富で整腸作用があるほか、茶葉に含まれるアッサムサポニンには血圧上昇を抑制する効能もあります。
<キームン(キーマン)>
スモーキーな香りが特徴で、ほのかな甘みのある紅茶です。低温多湿の気候のなかで生産されるため、カテキンに変化する前のテアニンという成分が豊富。テアニンには、睡眠の質を高める効果、PMS(月経前症候群)の改善、ストレス抑制の効果などがあり、ナーバスになっているときや、ストレスを感じているときにおすすめです。
<ダージリン>
「紅茶のシャンパン」とも呼ばれる華やかな香りが特徴の紅茶です。肌トラブルを防いでくれるビタミンB2や、抗酸化作用でシミやシワを防ぐテアフラビン、さらに美白効果のあるハイドロキノンも豊富に含まれているので、美肌効果を求める人におすすめです。
<ウバ>
メントール系の独特な香りが特徴の紅茶です。カップの内側にゴールデンリングができる上質の茶葉には、タンニンが多く含まれていて脂肪分解によるダイエット効果があります。ただし、むくみとりや利尿作用に優れ、頭痛改善の効能もあるといわれる「ウバ」は紅茶ではなく、ハーブティーとして飲まれるツツジ科のウバなので、混同しないように注意してください。
<アールグレイ>
ベルガモットで柑橘系の香りづけをしたフレーバーティーです。ベルガモットには、ホルモンバランスを調整して精神を安定させる効果があるとされるので、リラックスしたいときや、イライラした気分を落ち着けたいときにおすすめです。
<ニルギリ>
渋みが控えめで、柑橘系の香りが爽やかな紅茶です。リラックス効果と集中力を高める効果があるので、仕事や勉強の合間に飲むのがおすすめ。気分をリフレッシュしてくれます。
<ディンブラ>
まろやかな渋みとコクのある味わいで「セイロンティーの女王」と呼ばれる紅茶です。タンニンが少なめなので、渋みを避けたいときにおすすめ。気分を穏やかにしてくれます。
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