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オイルエレメントの内部の構造

■オイルエレメントの内部はフィルター構造
 オイルエレメントとは、車やバイクのエンジンオイルがエンジン内を循環する前に、エンジンオイルの汚れをろ過するパーツ。オイルフィルターとも呼ばれているように、オイルエレメントの内部の構造は、ろ紙がひだ折りでセットされているフィルター構造になっています。
■フルフロータイプのオイルエレメントの構造
 現在、ガソリン車でもっとも多く使われているのが、フルフロータイプのオイルエレメント(オイルフィルター)です。このタイプのオイルエレメントの構造は、ケースの中に、ろ紙と、サポートスプリング、リリーフバルブ、アンチドレーン弁、ガスケット、圧力調整弁などが組み込まれ、機能する構造になっています。各部の構造のなかで、もっとも重要なのは、やはりろ紙(フィルターエレメント)で、値段の高いオイルエレメントの純正品はろ紙の紙が厚かったり、素材に化学繊維を使うなど、それなりに品質も高いようです。

 

高性能のオイルエレメントの構造と交換

■高性能のオイルエレメントの構造
 高性能のオイルエレメント(オイルフィルター)の商品には、細かい粒子までろ過できて長寿命の「深層ろ過方式高効率オイルフィルター」という構造になっているものや、ろ過効率の高い新開発ろ紙と鉄粉除去力を高める大型マグネットを採用した構、2連ろ紙を採用した構造、バックアップネット折り込み高効率2層ろ紙を採用した構造の商品などが出ています。
■新タイプのオイルエレメントの交換
 一般的なオイルエレメントは、フィルターのケースごと交換する「スピンオン」ですが、最近はろ紙(フィルターエレメント)などの中身だけを交換する「エレメント交換式」が増えています。金属製のケースを毎回捨てる必要がなくなるため、環境に優しく、今後のオイルエレメント(オイルフィルター)の主流になる可能性があります。                          →オイルエレメントの交換時期と値段


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