スポンサードリンク

 スポンサードリンク

オイルの粘度と燃費の関係

車のオイル交換で補充するオイルの粘度は、燃費の良し悪しを左右します。推奨されるオイルの粘度は、ネット検索「所有の車種(プリウスなど) オイル 粘度」で調べることができますが、希望する条件により、適したオイルの粘度は一つに限りません。燃費やコストのほか、住んでいる地域や季節、乗り心地の好みなどを比べながら、オイルの粘度を選ぶことが大切です。

オイルの粘度の選び方

オイルの粘度は「0W-20」「10W-30」などの表記で確認します。前半の数字は低温時濃度で、0Wならマイナス35℃、5Wはマイナス30℃、10Wはマイナス25℃に対応。数字が小さいほど寒さに強く、気温が低くなっても固まりにくいことを示しています。後半の数字は高温時濃度で、こちらの数字は大きいほど熱に強いことを示し、高温になると硬くなって高速走行向きになります。

一般的に、0W-20など粘度の低いオイル(低燃費オイル)は高価ですが、燃費がよく、エンジンの始動性もよいのが魅力。5W-20や10W-30など通常の粘度のオイルは、燃費は3〜5%ほど悪くなるけれど安価で、エンジンの保護性能が上がり、エンジン音が静かになるというメリットもあります。

寒い場所や寒い季節は低燃費オイルを使い、それ以外はコストの安くすむ一般的な粘度のオイルを選ぶなど、使い分ける人も多いです。

車のオイル交換の時期

一方、車のオイル交換は、「時期」と「どこでするか」も迷いますよね。車のオイル交換の時期に関しては、ディーラーの推奨では「5000kmの走行または1年」と伝えられることが多いです。

ところが、こちらも車のプロ「JAF」によると、一般の軽自動車やガソリン車の場合、通常の使用なら「15000kmの走行または1年」が目安。走行距離が長かったり、アップダウンや悪路が多いなど、走行環境がシビアな場合は「7500kmの走行または6カ月」となっています。

走行環境や車の種類によって、オイル交換の時期は異なりますが、一般の軽自動車で通常の走行環境であれば「10000Kmの走行」と「1年」を比べ、タイミングが早く訪れた時期にオイル交換すれば安心感があります。

車のオイル交換を「どこでするか」

車のオイル交換を「どこでするか」に関しては、「ディーラー」「量販店」「ガソリンスタンド」「自分でやる」という4つの選択肢があります。一般的に、費用は高くつくけど安心感があるのは「ディーラー」、その逆が「量販店」「ガソリンスタンド」。手間はかかるけど費用が最も安くつくのが「自分でやる」という選択です。

「量販店」「ガソリンスタンド」の場合、幅広い車の対応に慣れていない新人が担当する場合もあるため、安心感という点では、「自分でやる」リスクとあまり変わりないかもしれません。自分で車のオイル交換をやる簡単な方法もあり、慣れてしまえば、車のオイル交換は自分でやる方がむしろ安心という場合もありそうです。

 スポンサードリンク