スクワラン 効能は3つ

スクワラン 効能は美肌を守る

　スクワランの効能は、よく知られている肌の「保湿」だけではありません。美肌を守るスクワランの効能は主に3つ。「保湿」のほかに「バリア機能」と「アンチエイジング」も大切な効能に挙げられます。これら3つの効能は連携する部分もありますが、それぞれに確かめることで、スクワランの効能はもちろん、そこから波及するさまざまな効果も把握しやすくなると思います。
　そこで次の章では、スクワラン 効能と効果を「保湿」「バリア機能」「アンチエイジング」の3つに分けてご紹介。スクワランをシンプルな「保湿オイル」と捉えていた人は、イメージが変わるかもしれません。

スクワラン 効能にはアンチエイジングも

　 　スクワランの効能として、真っ先に挙げられるのはやはり「保湿」です。スクワランはもともと肌に含まれる生体成分のため、過敏肌やアトピーの肌でも負担にならずに素早く浸透。肌の水分が表皮から蒸発していくのを防ぐ保護膜になってくれます。皮膚の内側のうるおいを逃さず、表面の乾燥を防ぐことで、肌のやわらかさが保たれるのです。
　一方、美肌を守るうえでは、「バリア機能」もスクワランの効能として見逃せません。紫外線や雑菌など、肌を劣化させる外からの刺激を表皮の最前線で受け止めてくれるのが皮脂膜。スクワランはそんな皮脂膜を強力サポートする存在です。抗菌作用・殺菌作用もあるため、ニキビを防いだり、改善したりする効果効能があるのもうれしいですね。
　もうひとつのスクワランの効能が「アンチエイジング」です。体内でつくられるスクワランは25歳前後をピークに減少。それにともなって皮脂膜機能も低下し、肌の油分と水分のバランスも崩れてしまいます。スクワランはそんな皮脂膜機能を正常に整え、細胞の新陳代謝を活性化する効能を発揮。加齢によるシミやシワを予防するほか、妊娠線やひび割れ、あかぎれなどを防ぐ効果にもつながります。乾燥肌や敏感肌の人にはなじみ深いスクワランですが、ニキビ肌やアンチエイジングが気になる人にも、スクワランの効能はおおいに役に立ちそうです。