女性の厄は30代に集中、男の厄は働き盛り

 厄年は、平安時代から続く陰陽道の考え方で、災難に逢うことが多いとされる年齢。数え年で、男性は10歳・25歳・42歳・61歳、女性は19歳・33歳・37歳が厄年となります。その前後の1年が前厄・後厄となるので、厄入りすると1回に3年厄が続くことに。女性の場合、30代の大半が厄入りになってしまいます。

■厄入りしたら、厄よけが必要?
 厄入りを意識せず過ごす人もいますが、実際、大厄の年には事故や病気などの災難に合う人が多いとか。それはちょうど、肉体的にも生活環境的にも大きな変化を迎える年齢と重なるせいかもしれません。家庭や社会での責任が大きくなる一方、体力や反射神経などは低下していく時期なので、心身の健康管理に慎重になることが大切。それを意識するために、厄よけが役立つという考え方もありますね。

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厄除け神社やお寺、厄よけの方法

 厄よけは、節分までに神社やお寺に参り、厄払いしてもらうのが一般的。初詣で厄払いを済ませることもできます。厄除け神社やお寺は、東京周辺では、関東三大師、佐野厄除大師、西新井大師、妙法寺、川崎大師、千葉厄よけ不動尊、拝島大師本覚院など、大阪周辺では、石清水八幡宮、清荒神清澄寺、大聖観音寺、門戸厄神東光寺、多井畑厄除八幡宮などがあります。このほか、厄落としの宴を開く、神社でお金といっしょに厄を落とす、女性はウロコ模様のものを身につけて厄よけするなど、さまざまな厄よけの方法があります。厄よけのお守りを手に入れるだけでも、ご利益はあるようですよ。

<平成22年/2010年の厄年早見表>       →平成21年/2009年の厄年はこちら
■平成22年の男の厄年 …大厄は昭和44年生42歳(満41歳)
[前厄] 昭和62年生24歳(満23歳) 昭和45年生41歳(満40歳) 昭和26年生60歳(満59歳)
[本厄] 昭和61年生25歳(満24歳) 昭和44年生42歳(満41歳) 昭和25年生61歳(満60歳)
[後厄] 昭和60年生26歳(満25歳) 昭和43年生43歳(満42歳) 昭和24年生62歳(満61歳)
■平成22年の女性の厄年 大厄は昭和53年生33歳(満32歳)
[前厄] 平成5年生18歳(満17歳)  昭和54年生32歳(満31歳) 昭和50年生36歳(満35歳)
[本厄] 平成4年生19歳(満18歳)  昭和53年生33歳(満32歳) 昭和49年生37歳(満36歳)
[後厄] 平成3年生20歳(満19歳)  昭和52年生34歳(満33歳) 昭和48年生38歳(満37歳)


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