7ヶ月の赤ちゃん、どうして離乳食を食べないの?

5ヶ月・6ヶ月の赤ちゃんが離乳食を食べない理由は「まだ早い」かも
 一般的には、5ヶ月を過ぎたら離乳食といわれていますが、実際の離乳食開始のタイミングには個人差がああります。大人が食べている姿を見ても、自分も食べたそうな表情や口をもぐもぐするような仕草をしないようであれば、まだ離乳食には早いかも。でももし食べたそうな仕草をするのに、食べないというのであれば、離乳食が固い可能性があります。もっと柔らかくなめらかにして、一さじずつゆっくり口に入れてあげましょう。

7ヶ月・8ヶ月の赤ちゃんが離乳食を食べない理由は「固い」」かも
 赤ちゃんが食べ物の固さをイヤだと感じていたり、一口が大きすぎたり、まだ食べることに対する抵抗があるなどの理由が考えられます。食材の大きさを小さくしたり、もっと柔らかいものを用意するなど、成長に合わせた形態に調整してあげましょう。また、金属のスプーンやフォークの冷たさに抵抗を感じる赤ちゃんもいるので、プラスチック製のものに変えて、先に一度くちびるにあててから食材を口に運ぶと、安心して食べられることもあります。一般的に目安とされる量を食べなくても、個人差があるので気にしないことも大切。

 

9ヶ月…1歳を過ぎても、離乳食を食べない理由と進め方

9ヶ月・10ヶ月・11ヶ月の赤ちゃんが離乳食を食べない理由は
「楽しさが足りない」かも

 9ヶ月・10ヶ月・11ヶ月の赤ちゃんは好奇心旺盛。まだお腹が空いてない、もう遊びたい、椅子に座っているのがイヤなど、食べることに集中できない場合があります。これに対して、お母さんが気持ちの余裕をなくして、無理に一般目安の量を意識して食べさせようと頑張ってしまうと、食べることが楽しくなくなるという逆効果に。食事の時間を決めて離乳食のリズムを作り、食事の前はミルクをあげないなど、お腹が空いて「食べたい!」と思える状態にしてあげましょう。また、赤ちゃんの好きな味、嫌いな味、好みの固さ(柔らかい方が好みとは限りません)を確かめ、一品は好きなものを入れて、少しの量でも食べたら優しく誉めてあげることも大切。食事は楽しいという環境を作ってあげてくださいね。

1歳〜一歳半の赤ちゃんが離乳食を食べない理由は
「母乳が多い」
かも

 母乳の回数や量が多い可能性があります。初めは泣くのでかわいそうに感じますが、1歳を過ぎれば思いきってこれまでの半分くらいの回数と量に母乳を控えましょう。さらに母乳を徐々に減らしていくと、離乳食を食べる量が増えます。また1歳〜一歳半になると、自分の手で食べたいという意欲が出てきて、離乳食を食べないこともあります。試しに赤ちゃん用のスプーンを持たせて、自分でも食べられるようにしてみましょう。はじめはうまく食べられず、こぼしたり汚したりしても、お母さんが神経質にならないこと。汚れてもいい状態にしてのんびり見守り、食事を楽しい時間にしてあげてください。

<離乳食とバナナ>
バナナは柔らかいうえ栄養価も高くて、離乳食にぴったり。なかなか離乳食を食べない赤ちゃんも、バナナは好きだったりすることが多いようです。パン粥にバナナを混ぜるなど、初めは加熱してからあげると安心。その後は、スプーンでバナナの実を削りながらあげて、バナナの味に慣れさせると、いずれ自分で持って食べられるようになります。


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